2008年7月9日発売
200万枚以上ものセールスをあげたハウス・トラックのヴォーカルをつとめたことで世界中にその名を知らしめたベンジャミン・ダイアモンド。本作は彼のデビュー・ソロ・アルバムで、ボーナス・トラックも追加されている。
発売元
キングレコード株式会社いわゆる快眠CD企画で、ジャケットは睡眠改善薬“ドリエル”のイメージ・イラストだ。先入観もあるのだろうが、冒頭でリュート独奏の「カヴァティーナ」が流れただけで眠気が……。59分間、ひたすらゆったり心地よい音楽がこれでもかと流れる、正しい実用アルバム。
サード・シングル。タイトル曲はCMでもお馴染み。細部まで神経の行き届いたアレンジが、親しみやすく、それでいて耳に残るサウンドをつくりだした。2、3曲目とも英語と日本語の絡み具合が巧妙で、スムースに流れる。「未来予想図2」は切なさ漂うヴォーカルがジンワリ聴かせる。
女の子11人で2005年に結成したブラス・アンサンブルの十八番のようで、ジブリ映画の音楽の録音も3回目。ビッグバンドのノリとサウンドで、どんな楽曲も“ブラスタ”ワールドになってしまう。明るく楽しく軽快で、ちょっとゆるめなのが大きな魅力。今回もパワー全開。
JR東日本の発車時音楽や森山直太朗、SPITZなどをまんま日本語でカヴァーしたアルバム『Guilty Pleasures』(2006年11月、インディーズ・レーベルよりリリース)が15万枚を超え、いまだに売れ続けるヒット作となったALLiSTER(アリスター)。ツアーで初めて訪れた日本に恋してはや7年。リーダーScott Murphy(スコット・マーフィー・Vo & B)のJ-POP愛(?)はバンド解散後も消えることなく、そしてここに驚異の「逆輸入日本語カヴァー」第2弾が誕生!! 今回もScott自身が「最もエキサイティングな音楽」と語るJ-POPを中心に選曲。清冽な疾走パンクサウンドはそのままに、更に進化した日本語で咆える、アメリカ人視点のカバーアルバムです! 2007年に行われたELLEGARDENとのツアー全会場にて披露され、幕張メッセでは3万人のキッズに「ハイ!タケコプター」と絶叫させた「ドラえもんのうた」や浜崎あゆみ「Voyage」、長渕剛「乾杯」、そしてA-POP(?)のホイットニー・ヒューストンまで、誰でも知っている日米の名曲カヴァーを全9曲収録! ⇒アリスター『ギルティ・プレジャーズ』
制作・出演
ダリオ・ヴォロンテ / ドメニコ・バルザーニ / プッチーニ / マリア・フォントッシュ / マリオ・ルペーリ / ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団 / ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ合唱団 / リッカルド・シャイー / ロマーノ・ガンドルフィどの作品でも、明晰なタッチとこの作曲家特有のエーテル的な響の味わいを両立させているのはさすが。「鳥のカタログ」では多彩な音色で鳥の歌声を弾き分けているし、「火の鳥2」も切れ味鮮やか(特にラスト)で、メシアン作品との相性のよさを実感させる。★
2008年最初のアイテムとなる7曲入りのミニ・アルバム。武道館公演の成功を受け、4人のグルーヴが最高潮のままスタジオ入りしたというだけあって、ホットなテンションに満ちた演奏が光る。モッズの影響下にある硬派なロック魂は相変わらず健在。
初期トラフィックへの憧憬を披瀝した「ライト・ナイツ」はいかにもだが、ラテン歌謡調の「エコーズ・ラウンド・ザ・サン」を気分を出して歌っているのにはびっくり。ともあれバラエティに富んだ内容で、UKロックの“兄貴”としての貫禄は十分。ロバート・ワイアットから元ブラー勢までゲストも多彩だ。
男女5人から成るパワーポップ・バンドが、等身大のメッセージを織り込んだ夏の歌。2ヴォーカル、1MCから成るスタイルで楽曲を制作。3rdシングルとなる本作は、楽曲を何度も作り直し、彼らの真の音楽を追求している。
1970〜80年代のヒット・チューンを惜しげもなく詰め込んだコンピ盤。AORやシティ・ポップスなど、ジャンルにとらわれない選曲が魅力で、当時の空気感を見事に再現した作品に仕上がっている。
81年生まれのハーフ(母親がスウェーデン人)、LEO今井のサード・シングル。スペーシーなサウンドに男臭いヴォーカルで、ワールド・ワイドな感覚を醸し出している。ヒックスヴィルの木暮、unkieのtokie、GREAT3の白根と、サポートが豪華。