2008年8月発売
制作・出演
ドナルド・バード / ハンク・モブレー / ハービー・ハンコック / バリー・ハリス / フィリー・ジョー・ジョーンズ / フレディ・ハバード / ブッチ・ウォーレン / ポール・チェンバース発売元
ユニバーサルミュージックファンキーなハンク・モブレーの個性が全開したアルバムをヴァン・ゲルダーがリマスター。豪華共演メンバーによる2つのセッションをカップリングした本作は、味で聴かせるテナーの真骨頂だ。
パールマンの美音が最大限に活かされた演奏が楽しめる一枚。ベートーヴェンは、ジュリーニともどもたっぷりとうたい上げている。ブルッフでも、磨き抜かれた響きが甘美な世界を作り上げている。ハイティンクの伴奏も見事。
サラトガ音楽祭でのライヴ録音で、初の共演となった話題のアルバム。アルゲリッチの挑発にパールマンが本気になった、丁々発止としのぎを削る演奏。調和と対立が絶妙な、聴きごたえ十分のアンサンブルだ。
フランソワの代表的な録音のひとつ。ピアノの詩人と言われる、そのファンタスティックな演奏は、他の追随を許さない。絶頂期の録音となり、彼の天才ぶりが実感できる稀有なアルバムだ。
ハンナ・チャン17歳の時の録音。天才少女と謳われたハンナ・チャンの技量が十全に発揮されている。伸び伸びとして、澄みきった響きが爽やかさを醸し出している。この時でなければなし得なかったハンナの世界が広がっている。
コロラトゥーラ・ソプラノとしての全盛期の録音。いずれも高度なテクニックを擁する難曲ばかりで、グルベローヴァの驚異的な歌唱が耳に残る。テクニックに偏らず、豊かな表現力が楽しめる彼女の代表作だ。
コロラトゥーラ・ソプラノとして全盛期を迎えていた頃の録音で、コロラトゥーラからドラマティックでより高い音楽性を目指していたグルベローヴァの成果が刻まれている。彼女の魅力が凝縮した一枚だ。
女性下着ブランド“PEACH JOHN”による初のコラボ企画アルバム。“恋”をテーマにした、女性カルチャーを盛り上げるR&Bやポップ・ミュージックを収録。エターナルの「パワー・オブ・ア・ウーマン」などが楽しめる。
いくら世界的に評価の高い作曲家たちとはいえ、同時代のフルート協奏曲だけでアルバムを作れるのは、パユをおいて他にはいない。前衛的な作品ばかりなのに、ちっとも難解さを感じさせない。テクニックはもちろん、パユの音楽性のすばらしさに聴き惚れる。
現代ギター奏法を確立したセゴビアやバルエコ、イズビンなど、古今の名ギタリストの名演をずらっと並べた贅沢なBOX。ギター作品及び20世紀のギター演奏が集大成された、コアなファンも満足の一作となっている。
帯タイトルの『北緯40度』になるほどと思う。中国初の本格的な女流クラシック・ギタリストとして注目を浴びるスーフェイ・ヤンの力量を知るには格好のアルバムだ。アルベニスやグラナドスに混じって中国の旋律を編曲した作品が光る。格調高い演奏である。
ベートーヴェンは快速な第1楽章と、纏綿と歌い込まれる第2楽章の対比が鮮やか。時に疑問を感じるようなアクセントなどもあるが、感性に任せたようで相当に練られた演奏だ。モーツァルトでもカデンツァで別の楽器に持ち替えたりとケネディらしいアイディアが詰まっている。
工藤静香の歌手ソロデビュー20周年企画第4弾は、工藤静香が歌う中島みゆきカバーアルバム! 膨大な数の中島みゆきの楽曲から厳選した11曲を5人のアレンジャーによって新たなみゆき曲が完成
その抜群の歌唱力で本国・韓国で一躍人気アーティストとなった三人組の日本第1弾シングル。タイトル曲「GET ALONG TOGETHER」はもちろん山根康広の名曲だが、日本語で見事に歌い上げている。「夜間飛行ーwith you tonight-」も同じく山根作品で、彼は本盤のサウンド・プロデュースも担当している。
イタリアのクラブ・シーンから登場した実力派A&Rによる初のアーティスト・アルバム。クリスタル・ウォーターズ、シェーナ、ウルトラ・ナテ、アレクサンドラ・プリンスといった錚々たるシンガーを迎え、ご機嫌な乗りのハウス&ダンス・ミュージックを展開。
スラックストリングのギャブン(vo)のサイド・プロジェクトによる初アルバム。コカコーラのCM曲としてヒットした「グッド・タイムス」ほか、オーガニック・サーフ・ロック系ならではの穏やかで温かみのあるフォーク・ロック作品で、優しいヴォーカル・メロディが耳に残る。