2008年8月発売
南部ソウルの総本山たるスタックス・サウンドを支えたギタリストとブルー・アイド・ソウルの名グループのラスカルのシンガー、二人のベテラン白人が出会った作品。滋味あふれる曲調のもと、キャヴァリエは魅惑のメロウ・ヴォイスを自然体でのせる。好企画盤ですね。
モーツァルトは13繋がりのイントロ。ブーレーズには三度目の録音のベルク、60年間にわたり仔細な書き込みが重ねられてきたスコアが主役だ。異才テツラフ&内田が丁々発止と跳ねる中から、作曲家と演奏家たちが一体化して普遍的な人間像が浮かび上がる。★
制作・出演
アンナ・ネトレプコ / ダニエラ・バルチェッローナ / ダニエル・オーレン / ドニゼッティ / バレンシア自治州管弦楽団 / パトリツィア・チョーフィ / フアン・ディエゴ・フローレス / プラシド・ドミンゴ / マウリス・キーチェン近年のフローレスにとって代名詞的アリアである「我が友らよ」を冒頭に置き、一気にリスナーの心を鷲掴み。ハイCはもとより、ハイDすら少しも痩せないどころか、実に輝かしく出しているのはさすがというしかない。3曲目や5曲目では甘く繊細な味わいも。共演者も華やかだ。★
制作・出演
エヴァレット・ハープ / クリスチャン・マクブライド / ジョージ・デューク / ティーナ・マリー / ハワード・ヒューイット / ラシェル・フェレル / レオン“ンドゥーグ"チャンクラー / ヴィニー・カリウタ発売元
ユニバーサルミュージックブルーノート唯一のアフロ・キューバン・セッション。至宝アルセニオ・ロドリゲスを迎えて繰り広げられる、強烈なリズムの洪水が堪能できる。ラテン/アフリカ・ファンは必携だ。
発売元
ユニバーサルミュージック名盤『サイドワインダー』以前のブルーノート盤も見逃せないのがリー・モーガン。ジャッキー・マクリーンやアート・ブレイキーとともに、ちょっぴりソウルがかった極上のハード・バップを残した。
おなじみのトリオ編成と、フランシスのテナーを加えたカルテット編成の2種類が楽しめるアルバム。レイ・チャールズ・ナンバーなどでは、R&Bフィーリングがいつも以上に色濃く表出される。
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ユニバーサルミュージックシルヴァー・クインテットとしてはブルーノート唯一のライヴ・アルバム。ドラムがロイ・ヘインズからR.ブルックスに変わったが、バンドの一体感が最高潮の時期で、観客の熱い反応とともに名盤と言われている。
ブルース色の強い男のテナーを聴かせるアイク・ケベックの1961年作品。地味な存在ながらじっくり腰を落ち着けたバラード・プレイが魅力で、この後2年も経たぬ間に亡くなってしまったのが惜しまれる。
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ユニバーサルミュージック“アフリカ回帰”をテーマにした3部作の最終作にして一番人気のアルバム。打楽器の嵐のようなアンサンブルだが実に聴きやすく、またソウルを感じさせる。メッセンジャーズとはまったく違う、ドラマーらしい傑作だ。
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ユニバーサルミュージック魅力的なパーソネルにもかかわらず、しばらく陽の目を見ることがなかった1962年のセッション音源。マクリーンが精力的に活動していた時期でもあり、同時期の名盤『レット・フリーダム・リング』と比べても遜色のない仕上がりだ。
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ユニバーサルミュージック彼の数ある作品の中でも特に人気の高い1962年録音のアルバム。全曲黒人霊歌で、彼の魅力であるソウルフルなソロを堪能できる。デビュー間もない頃のハービー・ハンコックにも注目。