2009年2月18日発売
発売元
ユニバーサルミュージックジャズの花形楽器であるトランペット吹きでありながら、ディジー・ラスカルやマイルス・デイヴィス、クリフォード・ブラウンらの影で過小評価されがちなケニー・ドーハム。本ブルーノート・コンピレーションには、そんな彼の滋味が詰まっている。
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ユニバーサルミュージックブルーノートを代表するアルト奏者の一人、ルー・ドナルドソンのベスト・アルバム。バップに始まり、ファンク色を徐々に深めながら、後にはリー・モーガンにも通じるようなジャズ・ロックの要素も取り込んでいった彼の足跡が辿れる。
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ユニバーサルミュージックブルーノートとともに歩んだトランペッター、リー・モーガンのアルバム。とりわけ「ザ・サイドワインダー」から「クリフォードの想い出」へと続く冒頭の3曲は、彼のブリリアントなフレージングなくしては成立しないであろう渾身の名演となっている。
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ユニバーサルミュージックテナー・サックスの巨人として長いキャリアを誇るソニー・ロリンズの、ブルーノートでの名演を集めたベスト・アルバム。「チュニジアの夜」ほか名曲があふれんばかりに収められている。
制作・出演
アート・ファーマー / カーティス・フラー / ジャッキー・マクリーン / ジョン・コルトレーン / ソニー・クラーク / ドナルド・バード / フィリー・ジョー・ジョーンズ / ポール・チェンバース発売元
ユニバーサルミュージック純粋なワーキング・バンドとしてアメリカを中心に人気を誇ったピアノ・トリオ、ザ・スリー・サウンズのベスト・アルバム。今日スタンダード化している曲をそつなくポップに仕上げる手腕はさすがだ。
制作・出演
ジャッキー・マクリーン / ダグ・ワトキンス / チャーリー・ラウズ / デューク・ピアソン / ドナルド・バード / ペッパー・アダムス / レジー・ワークマン / レックス・ハンフリーズ発売元
ユニバーサルミュージックサイドメンとしても多くのセッションに顔を出しているドナルド・バードは、おそらく世に知られる以上にブルーノートに貢献したプレイヤーだろう。本作は選りすぐりの好演を集めたセレクション盤だ。
制作・出演
ウディ・ショウ / エディ・カーン / グレシャン・モンカー3世 / ジャッキー・マクリーン / ジャック・デジョネット / スコット・ホルト / ボビー・ハッチャーソン / ラモント・ジョンソン発売元
ユニバーサルミュージックチャーリー・パーカー派の1人としてキャリアをスタートさせながら、多くのレーベル・メイトとの共演の中で自らのサウンドを確立していったジャッキー・マクリーン。本作は、その独特の歌いまわしに浸りきることのできるベスト・セレクションだ。
制作・出演
アート・デイヴィス / ウェイン・ショーター / エルヴィン・ジョーンズ / サム・ジョーンズ / ティナ・ブルックス / バーナード・マッキニー / フレディ・ハバード / マッコイ・タイナー発売元
ユニバーサルミュージックアルフレッド・ライオンとの出会いから、生まれ持ったトランペッターとしての才能を開花させていったフレディ・ハバード。本セレクションは、そんな彼のサクセス・ストーリーのハイライトとも言える内容となっている。
制作・出演
アル・ヘアウッド / グラント・グリーン / ジョー・ヘンダーソン / デューク・ピアソン / ベイビー・フェイス・ウィレット / ベン・ディクソン / ボビー・ハッチャーソン / ボブ・クランショウ発売元
ユニバーサルミュージックケニー・バレルと並んで、ブルーノートのギター・サウンドを彩ったグラント・グリーンのベスト・アルバム。ジミー・スミスのオルガン・ジャズにも貢献し、後期にはファンキー系の祖のような存在にすらなった彼の魅力が凝縮されている。
制作・出演
ケニー・ドリュー / ソニー・クラーク / デクスター・ゴードン / ニールス=ヘニング・エルステッド・ペデルセン / ビリー・ヒギンズ / フィリー・ジョー・ジョーンズ / ブッチ・ウォーレン / ポール・チェンバース発売元
ユニバーサルミュージック麻薬で50年代を棒に振ってしまったデクスター・ゴードンが復活の狼煙を上げたのがブルーノートだった。そんなブルーノートでの名演を集めた本作は、“テナーの王者”の魅力を味わうのに最適な一枚となっている。
制作・出演
サド・ジョーンズ / ジェリー・ドジオン / ジョージ・コールマン / トニー・ウィリアムス / ハービー・ハンコック / ピーター・フィリップス / フレディ・ハバード / ロン・カーター発売元
ユニバーサルミュージック時代の空気を読み、常にその一歩先を行った稀代のジャズマン、ハービー・ハンコックのベスト・アルバム。「処女航海」ほか有名曲がピックアップされた本盤を聴くと、ブルーノートにおける変遷を俯瞰的に掴むことができそうだ。
制作・出演
ウェイン・ショーター / エルヴィン・ジョーンズ / カーティス・フラー / ハービー・ハンコック / フレディ・ハバード / マッコイ・タイナー / レジー・ワークマン / ロン・カーター発売元
ユニバーサルミュージックウェイン・ショーターのブルーノート時代に特化したベスト・アルバム。マイルス・バンドに参加した時期と重なり、キャリアのターニング・ポイントになった時代の音源が楽しめる。
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ユニバーサルミュージック2008/2009年に人気フィギュア・スケート選手が使用した楽曲を収めたコンピ盤。日本の小塚崇彦や浅田真央、海外選手のジョアニー・ロシェットやキム・ヨナらの使用楽曲が取り上げられている。
2001年の『狗神』に始まり、数々の日本映画・ドラマの音楽を手がけ続け、いまやその第一人者の座をうかがう村松崇継。自身にもっとも近しい楽器・ピアノを駆使して、自作ナンバーの微妙なニュアンスを描ききったこのアルバムの清逸なメッセージを聴け。★
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ユニバーサルミュージックヴィターリのシャコンヌにおける魂を震わせるような熱き演奏に強く心を打たれる。千住明の編曲した弦楽合奏版を演奏するN響の名手たちに支えられ、切なく歌い上げる千住のソロが水際立つ。銘器デュランティを心ゆくまで歌わせた「四季」も聴きごたえ十分である。
ベストセラー『頭がいい人、悪い人の話し方』の著者として知られる樋口裕一が監修を手がけたバッハ・コンピレーション・アルバム。バッハの聴き方で“人間力”を鍛えるというテーマで制作されている。