2009年2月18日発売
レゲエの持つ楽しさやメッセージ性を徹底して煮詰めた6枚目のアルバム。全体的にハッピーな気持ちにしてくれる楽曲が多いが、実は深いメッセージも随所に描き出されている。でも一番の聴きどころは、音の質感。この突き詰め度は一聴の価値あり。
2000年リリースの初期ベスト盤がSHM-CDで登場。音質の差を確かめるために買い直すもよし、オールド・ファッションドなパンクやロカビリーからスタートし、独自の美学と音楽性を確立した不世出バンドの入門編として楽しむもよし。若きベンジーの放つオーラは不滅。
インターナショナルにして、クロスオーヴァーな活動を標榜するアコーディオン奏者の活動を俯瞰できる4枚組ボックス・セット。全73曲。その内訳は、『Mania Coba』というタイトルで出された3枚のベスト盤、および今セットのために本人が新たに選んだ17曲入りのCD。はっちゃけたエスノ・ポップ調、ローマのオーケストラと絡んだもの、哀愁フュージョンなど……曲趣は本当にさまざまで、情報量は膨大。「多大な誘いを持つ自分のアコーディオンの調べがあれば何処にだって行けるし、何をやろうと自分の音楽」という自負が、膨大なプロダクツ群からは透けて見える。
発売元
ユニバーサルミュージック今日のジャズ・ピアノのスタイルに計り知れない影響を与えたバド・パウエルのベスト・アルバム。その天賦(てんぷ)の才が余すところなく発揮されたブルーノートにおける諸作から、いずれ劣らぬ名演を収録している。
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ユニバーサルミュージックモダン・ジャズ期を象徴するドラマー、アート・ブレイキー。キャリアの初期にブルーノートに残した名演からのベスト・セレクションは、もはやクラシックとも言うべき「モーニン」ほか全9曲を収録している。
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ユニバーサルミュージックブルーノートが本格的なモダン・ジャズ路線に踏み出すきっかけとなったのがモンクの存在だった。独特のハーモニー感覚とパーカッシヴなタッチでプロデューサーの琴線に触れた彼の足跡が辿れるベスト・アルバムだ。
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ユニバーサルミュージックブルーノートに幾多の名盤を吹き込んだホレス・シルヴァーのベスト・アルバム。「ソング・フォー・マイ・ファザー」や「ニカの夢」など、今日でも愛され続けている代表曲がずらりと並んでいる。
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ユニバーサルミュージックジャズの花形楽器であるトランペット吹きでありながら、ディジー・ラスカルやマイルス・デイヴィス、クリフォード・ブラウンらの影で過小評価されがちなケニー・ドーハム。本ブルーノート・コンピレーションには、そんな彼の滋味が詰まっている。
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ユニバーサルミュージックブルーノートを代表するアルト奏者の一人、ルー・ドナルドソンのベスト・アルバム。バップに始まり、ファンク色を徐々に深めながら、後にはリー・モーガンにも通じるようなジャズ・ロックの要素も取り込んでいった彼の足跡が辿れる。
発売元
ユニバーサルミュージックブルーノートとともに歩んだトランペッター、リー・モーガンのアルバム。とりわけ「ザ・サイドワインダー」から「クリフォードの想い出」へと続く冒頭の3曲は、彼のブリリアントなフレージングなくしては成立しないであろう渾身の名演となっている。
発売元
ユニバーサルミュージックテナー・サックスの巨人として長いキャリアを誇るソニー・ロリンズの、ブルーノートでの名演を集めたベスト・アルバム。「チュニジアの夜」ほか名曲があふれんばかりに収められている。
制作・出演
アート・ファーマー / カーティス・フラー / ジャッキー・マクリーン / ジョン・コルトレーン / ソニー・クラーク / ドナルド・バード / フィリー・ジョー・ジョーンズ / ポール・チェンバース発売元
ユニバーサルミュージック純粋なワーキング・バンドとしてアメリカを中心に人気を誇ったピアノ・トリオ、ザ・スリー・サウンズのベスト・アルバム。今日スタンダード化している曲をそつなくポップに仕上げる手腕はさすがだ。
制作・出演
ジャッキー・マクリーン / ダグ・ワトキンス / チャーリー・ラウズ / デューク・ピアソン / ドナルド・バード / ペッパー・アダムス / レジー・ワークマン / レックス・ハンフリーズ発売元
ユニバーサルミュージックサイドメンとしても多くのセッションに顔を出しているドナルド・バードは、おそらく世に知られる以上にブルーノートに貢献したプレイヤーだろう。本作は選りすぐりの好演を集めたセレクション盤だ。
制作・出演
ウディ・ショウ / エディ・カーン / グレシャン・モンカー3世 / ジャッキー・マクリーン / ジャック・デジョネット / スコット・ホルト / ボビー・ハッチャーソン / ラモント・ジョンソン発売元
ユニバーサルミュージックチャーリー・パーカー派の1人としてキャリアをスタートさせながら、多くのレーベル・メイトとの共演の中で自らのサウンドを確立していったジャッキー・マクリーン。本作は、その独特の歌いまわしに浸りきることのできるベスト・セレクションだ。
制作・出演
アート・デイヴィス / ウェイン・ショーター / エルヴィン・ジョーンズ / サム・ジョーンズ / ティナ・ブルックス / バーナード・マッキニー / フレディ・ハバード / マッコイ・タイナー発売元
ユニバーサルミュージックアルフレッド・ライオンとの出会いから、生まれ持ったトランペッターとしての才能を開花させていったフレディ・ハバード。本セレクションは、そんな彼のサクセス・ストーリーのハイライトとも言える内容となっている。
制作・出演
アル・ヘアウッド / グラント・グリーン / ジョー・ヘンダーソン / デューク・ピアソン / ベイビー・フェイス・ウィレット / ベン・ディクソン / ボビー・ハッチャーソン / ボブ・クランショウ発売元
ユニバーサルミュージックケニー・バレルと並んで、ブルーノートのギター・サウンドを彩ったグラント・グリーンのベスト・アルバム。ジミー・スミスのオルガン・ジャズにも貢献し、後期にはファンキー系の祖のような存在にすらなった彼の魅力が凝縮されている。