2009年8月26日発売
カゼッラ:交響曲第3番、ラプソディ『イタリア』 フランシス&ケルン放送交響楽団 ブルッフがドイツの壮大なる精神を音にしたとすれば、イタリアの美の精神は作曲家カゼッラによって具現化されたと言ってもよいでしょう。1909年、26歳の彼は色彩感豊かな『イタリア』を作曲しました。火山の町シチリア、灼熱の太陽に焼かれるひたすら明るいナポリの生活、これらを描くことで彼は祖国へ限りなく大きな愛を示したのです。 その30年後に書かれた交響曲第3番は、彼の作品中最も大掛かりなもので世界的成功を収めた曲ですが、現在では全くと言っていいほど忘れられてしまいました。ここで聴けることは大いなる喜びです。(ナクソス・ジャパン) 【収録情報】 カゼッラ: ・管弦楽のためのシンフォニア(交響曲第3番)Op.63 ・大管弦楽のためのラプソディ『イタリア』Op.11 ケルンWDR交響楽団(ケルン放送交響楽団) アラン・フランシス(指揮) 録音時期:2006年 録音方式:デジタル(セッション) Powered by HMV
ART-SCHOOLの木下と戸高、downy(活動休止中)の中俣&秋山の4人にアチコ(元on button down)を加えたオルタナ/ポスト・ロック系バンドのセカンド。シンプルでメロディアスなギター・ポップが心地よいが、主役はあくまでアチコの歌。独特な深いコブシ回しが非常に個性的。
“現代の世阿弥”と称された能役者、観世寿夫の至芸を収録。「羽衣」は1969年の梅若学院能楽堂、「砧」は1976年のパリ・オルセイ劇場での録音で、当代一流の演奏者が集結した歴史的な音源を収録した作品。
インタープレイからのドキュメント・シリーズ第9弾。ペッパーがトロントのジャズメンと共演したライヴ。この頃の彼は比較的好調だったようで、自作冒頭曲の迫力あるソロでもそれが十分に伝わってくる。バックではセネンスキーのプレイが印象に残った。
西海岸の名ドラマー、ラリー・バンカーが残した貴重なリーダー・アルバム。若きゲイリー・バートンを含むカルテットで名門クラブへ出演した。バートンのフレッシュな演奏、バンカーの名手ぶりが味わえる好ライヴ。このアルバムに関連する未発表音源も2種類出た。
オリジナル盤は希少価値の高いレジーナ・レーベルからの一枚。チャーリー・マリアーノがビッグバンドやストリングスをバックに朗々とした響きを聴かせてくれる。編曲はドン・セベスキーだし、ジム・ホールやジャッキー・バイアードほかの参加も興味深い。
英国出身のトンプソンはオスカー・ピーターソンを思わせる華麗なタッチで知られる盲目のピアニスト。これは彼がアメリカのレーベルに録音した64年のトリオ作。気持ちよくスウィングする演奏から、軽いタッチのバラードまで、初心者にも聴きやすい演奏が並ぶ。
日本テレビ『汐留☆イベント部』2009年8月のテーマ曲だった24枚目のシングルは、夏の終わりにピッタリのメロディアスでどこか懐かしいナンバー。恋の終わりに際し、あなたへ正直な思いを語りかける歌声が切なく響く。「だんだん君の笑顔が遠くなっていく」もまた、彼女らしく琴線を優しくかき鳴らす佳曲だ。
ANGRAの中心人物だったブラジリアン・メロディック・メタルの雄、アンドレ・マトス2枚目のソロ・アルバム。スピードや攻撃性を保ちながら、透明感と叙情性を絶えず保ち続ける名人芸は今回も冴えを見せる。クイーンの「手をとりあって」のカヴァーも。
VIPER、ANGRA、SHAMANの3つのバンドでも活動した実力派シンガー、アンドレ・マトス率いるバンドの2ndアルバム。メロディに重きを置いた、優美なシンフォニック・パワー・メタル・サウンドが展開される。
新プロジェクトの第1弾。ロカビリーやフォーク風もあるが、ヴォーカルは静かめだし音も抑制され、徹底的に穏やかな曲でゆっくり進行する物語仕立てだ。封入の3Dメガネを通すと立体的に見えるブックレットで、デヴィンのインタヴューと歌詞/和訳付き。
フロリダ出身の4人組メロコア系バンド、アンド・ゼン・ゼア・ワズ・ユーのセカンド・アルバム。リーダーでドラマーのアレックス以外全員が脱退し、メンバーが一新したそうだが、それだけにフレッシュで勢いのある演奏が楽しめる。楽曲はやや一本調子だが、メロディや曲展開は憎めない。