2009年9月30日発売
85歳になって今なお衰えをしらない巨匠の新境地 チッコリーニ/モーツァルト:ピアノ協奏曲集 2009年8月15日に85歳の誕生日を迎えた巨匠チッコリーニは、今なお世界の第一線で活躍を続けています。確かな技巧は往年そのままに全く衰えることなく、解釈は日々深みを増している彼が、2008年7月にモンペリエで行った、モーツァルトのピアノ協奏曲第20番&23番の白熱のライヴ録音をお届けします。みずみずしさと深遠さが絶妙にマッチした巨匠ならではの至芸を、たっぷりお楽しみください。(ユニバーサルIMS) 【収録情報】 モーツァルト: ・ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488 ・ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466 アルド・チッコリーニ(ピアノ) モンペリエ国立歌劇場管弦楽団 ローレンス・フォスター(指揮) 録音時期:2008年7月26日 録音場所:モンペリエ 録音方式:デジタル(ライヴ) Powered by HMV
ヤンソンス&バイエルン放送響ライヴ ハイドン:交響曲第88番『V字』、ハルモニー・ミサ 【このCDについて】 ヴァルトザッセン教会で行われたこのハイドン・プログラムの目玉は何と言ってもハルモニー・ミサでしょう。ハイドンの12曲あるミサ曲の最後を飾るこの作品の息を飲むような演奏が堪能していただけます。バイエルン放送響と放送合唱団という2つの団体から発せられる妙なる調べ。この作品の表題にもなっている管楽器の輝かしい響き(ハルモニーとは木管楽器の合奏の意味)、表現力豊かな独唱者たち。あまりにも荘厳で力強い響きは全ての聴衆を圧倒します。(ナクソス・ジャパン) 【オーケストラについて】 1949年に設立されたバイエルン放送響は、ドイツの伝統を理想的な形で継承しているオーケストラ。ヨッフムが種をまき、クーベリックが育て上げた「いぶし銀の響き」が特徴です。以降、コリン・デイヴィス、ロリン・マゼール、そしてマリス・ヤンソンスと、5人の世界的な指揮者のもとで飛躍的に発展したこのオーケストラは昨年末、英国の権威ある「グラモフォン誌」にて世界のオーケストラ第6位に選ばれ、まさに一流のオーケストラとして認知されるまでに至りました。(ナクソス・ジャパン) 【マリス・ヤンソンスについて】 ヤンソンスは「私の録音観は、まずライヴに勝るものはないということ。音楽には、生演奏でなければ絶対に出てこない情熱の高まりや、オーラのようなものがあります。」と語るように、これらのアルバムにはヤンソンスとバイエルン放送響が起こす、激情的でロマンティックな濃密なオーラがしっかりと刻み込まれています。 マリス・ヤンソンス[1943- ]は、指揮者アルヴィド・ヤンソンスの息子として1943年にラトヴィアのリガに生まれました。レニングラード音楽院でヴァイオリン、ピアノ、指揮を学び、優秀な成績で卒業、ウィーンでハンス・スワロフスキーとエステルライヒャーに、ザルツブルクでヘルベルト・フォン・カラヤンに師事。 1971年にレニングラード・フィルを指揮してプロ・デビューし、1973年からはムラヴィンスキーに招かれて副指揮者をつとめたという経歴の持ち主で、1986年のレニングラード・フィル来日公演でのムラヴィンスキーの代役としての第5番での見事な演奏は語り草にもなっています。 1979年から2000年にかけての長い期間、オスロ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を務め、この楽団の国際的な知名度を高めました。 その間、1992年にはロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者、1997年から2004年までピッツバーグ交響楽団の首席指揮者も兼任、1990年代を迎えるとベルリン・フィルやウィーン・フィルなど各国一流楽団への客演も本格化します。 そして、2003年にはバイエルン放送交響楽団の首席指揮者に就任し、さらに2004年からはロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の常任指揮者も兼務するというすごい活躍ぶりをみせることとなり、数々の来日公演やウィーン・フィルのニューイヤーコンサート出演などもあり、日本でもすっかりおなじみの巨匠となっています。 【収録情報】 ハイドン: ・ミサ曲第14番変ロ長調Hob.XXII:14『ハルモニー・ミサ』 ・交響曲第88番ト長調 Hob.I-88『V字』 ・シンフォニア ニ長調(序曲)Hob.Ia-7 マリン・ハルテリウス(ソプラノ) ジュディス・シュミット(アルト) クリスティアン・エルスナー(テノール) フランツ=ヨセフ・ゼーリヒ(バス) バイエルン放送交響楽団&合唱団 マリス・ヤンソンス(指揮) 録音時期:2008年10月 録音場所:ヴァルトザッセン、修道院付属教会 録音方式:デジタル(ライヴ) SACD Hybrid CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND 【BR KLASSIKレーベルについて】 バイエルン放送交響楽団、放送合唱団、そしてミュンヘン放送管弦楽団。この3つのアンサンブルの素晴らしい演奏記録が、バイエルン放送(Bayerischer Rundfunk)が自ら立ち上げた「BR KLASSIK」レーベルから愛好家のために提供されることになりました。 バイエルン放送響誕生から60年、レーベル発足を記念してまずリリースされるのは、現在バイエルン放送響の首席指揮者として腕をふるっているマリス・ヤンソンスによるマーラー、ブルックナー、ハイドンという、まさにファンにとって垂涎のアイテム。また、放送局が所持している過去音源からのリリースも予定されており、第1弾としてマルタ・アルゲリッチと共演したピアノ協奏曲2曲が登場します(1973年、オイゲン・ヨッ Powered by HMV
ハルトマン:『シンプリチウス・シンプリチシムスの青年時代』 ウルフ・シルマー&ミュンヘン放送管 【このCDについて】 作曲家ハルトマンはヨーロッパで人気があり、彼の存命中から多くの著名な音楽家たちによって新作の初演が行われ続けていました。亡くなってからもその人気は衰えることがなく、2005年のハルトマン生誕100周年を記念して行われた演奏会では室内オペラ「シンプリチウス・シンプリチシムスの青年時代」が演奏会形式で上演され大変な好評を博したのです。ハルトマンはこの作品を「オペラ」と呼びましたが、実際には歌うよりも語りに重点を置いたシニカルなものになっています。オリジナル版はヘルマン・シェルヘンの提案で1934-1936年にできていましたが、その後の1955-56年に改訂された時には、ストラヴィンスキーや第2次世界大戦の影響もあって、より複雑なものへと変貌したのです。 ウルフ・シルマーはこの曲を演奏するにあたりゲルハーヘルをはじめとした最高のソリストたちを揃え、こちらも大人気のヴォーカル・グループ、ジンクフォニカーもフィーチャーしこの作品のすみずみにまで光をあてることに成功しました。こちらもベルンハルド・ノイホフ、ヴィルフリート・ヒラーとウルフ・シルマーの対話がボーナスとして収録されています。(ナクソス・ジャパン) 【オーケストラについて】 ミュンヘン放送管弦楽団は同じくバイエルン放送傘下のオーケストラですが、全く違う団体で設立は1952年。オペレッタやリサイタルの伴奏などでその本領を発揮しています。現在は名手ウルフ・シルマーが芸術長の任にあり、こちらも一層の発展が期待されています。(ナクソス・ジャパン) 【シルマーについて】 日本でもおなじみの実力派指揮者ウルフ・シルマーは、1959年、ドイツのブレーメンに誕生。ブレーメン音楽院で学んだ後、ハンブルク音楽大学に進み、リゲティ、シュタイン、ドホナーニに師事。1980年にウィーン国立歌劇場のコレペティトゥーアとなり、マゼールのアシスタントを経て、1984年から同歌劇場の客演指揮者になります。 1988年から1991年までヴィースバーデンのヘッセン州立歌劇場音楽総監督、1991年から1995年には再びウィーン国立歌劇場と契約し、以後、デンマーク放送交響楽団の首席指揮者、ミュンヘン放送管弦楽団の音楽監督を歴任、2010年からはライプツィヒ・オペラの音楽総監督に就任することが決まっています。 【収録情報】 ・ハルトマン:室内オペラ『シンプリチウス・シンプリチシムスの青年時代』 カミッラ・ニールンド クリスティアンン・ゲルハーヘル ウィル・ハルトマン ミシェル・ヴォレ ジングフォニカー(男声アンサンブル) ミュンヘン放送管弦楽団 ウルフ・シルマー(指揮) 録音時期:2008年 録音方式:デジタル 【BR KLASSIKレーベルについて】 バイエルン放送交響楽団、放送合唱団、そしてミュンヘン放送管弦楽団。この3つのアンサンブルの素晴らしい演奏記録が、バイエルン放送(Bayerischer Rundfunk)が自ら立ち上げた「BR KLASSIK」レーベルから愛好家のために提供されることになりました。 バイエルン放送響誕生から60年、レーベル発足を記念してまずリリースされるのは、現在バイエルン放送響の首席指揮者として腕をふるっているマリス・ヤンソンスによるマーラー、ブルックナー、ハイドンという、まさにファンにとって垂涎のアイテム。また、放送局が所持している過去音源からのリリースも予定されており、第1弾としてマルタ・アルゲリッチと共演したピアノ協奏曲2曲が登場します(1973年、オイゲン・ヨッフム/1983年、小澤征爾)。 今後は、バイエルン放送響歴代5人の首席指揮者の音源のほか、首席就任直前に急逝したキリル・コンドラシンの音源も含めて、3つのアンサンブルによる音源を年に10数点のペースでリリースする予定です。(ナクソス・ジャパン) Powered by HMV
ミサ曲集(マルタン、コダーイ、プーランク) ダイクストラ指揮バイエルン放送合唱団 2005年、これまで15年間バイエルン放送合唱団を率い、バイエルン放送交響楽団との数々の優れた演奏を残してきた、ミヒャエル・グレーザーの退任に伴い、天才ボーイ・ソプラノだったペーター・ダイクストラが、若干26歳で音楽監督に就任いたしました。 今回のアルバムは、その記念の年に録音されたもので、マルタンの二重合唱のためのミサ曲、コダーイのミサ・ブレヴィス、プーランクの黒い聖母像への連祷というレパートリーが収められています。 バイエルン放送合唱団のアルバムの『クリスマス・キャロル集』を聴いていただければ判るのですが、指揮がダイクストラに代わると、合唱団の声質が変わるのです。グレーザーの指揮では、かなり濃厚だった声質が、古楽系の清楚な声質に大変身。多彩な表現力には定評のあるベテラン合唱団ですから、こうしたレンジの広い表現が可能だったのでしょう。 【ペーター・ダイクストラ(ペーテル・ディークストラ)】 1978年、オランダ生まれ。ローデン聖歌隊で歌を始め、変声するまでソリストを担当。9歳の時(1987年)、ネザーランド・オペラ・ファンデーション制作のモーツァルト『魔笛』で第一の童子を歌い、アムステルダムで開かれていた、レオンハルト、シギスヴァルト・クイケン、マックス・ファン・エグモント達によるバッハ:カンタータ全曲シリーズではソプラノ独唱で参加。22歳の時(2000年)には、ヒルヴェルスム・オランダ放送合唱団の副指揮者となり、以来オランダ室内合唱団、スウェーデン放送合唱団、フィンランド放送合唱団等を中心にヨーロッパのトップクラスの合唱団に度々客演。2003年10月には、ストックホルム国際指揮コンクールで『合唱の神様』と尊敬されるエリク・エリクソンの名を冠した賞を受賞。 【収録情報】 ・マルタン:二重合唱のためのミサ曲 ・コダーイ:ミサ・ブレヴィス ・プーランク:黒い聖母像への連祷 マックス・ハンフト(オルガン) バイエルン放送合唱団 ペーター・ダイクストラ(指揮) 録音時期:2005年 録音方式:デジタル SACD Hybrid CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND 【BR KLASSIKレーベルについて】 バイエルン放送交響楽団、放送合唱団、そしてミュンヘン放送管弦楽団。この3つのアンサンブルの素晴らしい演奏記録が、バイエルン放送(Bayerischer Rundfunk)が自ら立ち上げた「BR KLASSIK」レーベルから愛好家のために提供されることになりました。 バイエルン放送響誕生から60年、レーベル発足を記念してまずリリースされるのは、現在バイエルン放送響の首席指揮者として腕をふるっているマリス・ヤンソンスによるマーラー、ブルックナー、ハイドンという、まさにファンにとって垂涎のアイテム。また、放送局が所持している過去音源からのリリースも予定されており、第1弾としてマルタ・アルゲリッチと共演したピアノ協奏曲2曲が登場します(1973年、オイゲン・ヨッフム/1983年、小澤征爾)。 今後は、バイエルン放送響歴代5人の首席指揮者の音源のほか、首席就任直前に急逝したキリル・コンドラシンの音源も含めて、3つのアンサンブルによる音源を年に10数点のペースでリリースする予定です。(ナクソス・ジャパン) Powered by HMV
発売元
日本伝統文化振興財団2010年の“平城遷都1300年”に向けた、奈良をテーマとしたアルバム。NHK大河ドラマ『天地人』など多くのドラマの音楽を手掛ける大島ミチルの作編曲を中心に、琵琶奏者の上原まりが邦楽界の若手実力派との共演を実現した渾身の一作となっている。
『静かなるケニー』の2ヵ月後に録音された充実期の作品。チャーリー・デイヴィスのバリトン・サックスを加えたユニークな2管のクインテットで、スウィンギーなプレイを聴かせてくれている。よどみなく流れるソロが見事。
サッド・ジョーンズ自身の名声を高めたカウント・ベイシー楽団での活動期間中に、リーダーとして吹き込んだ貴重な2つセッション音源を収録。ブルーノートにも名盤を残した時期だけに、快調な演奏を聴かせている。
モダンなスウィング派テナー・サックス奏者レッギオの隠れた名盤。ジョン・バンチのピアノと彼のサックスが心地のよいスウィング感を醸し出す。ただし、レッギオのプレイは聴きやすさの中にコルトレーンばりの“シーツ・オブ・サウンド”も認められる。
クラブ・サウンドのテイストを持つジャズ・シンガー、栗原小夜のセカンド・アルバム。今回はサーフィン好きでもある彼女が、サーフ・ミュージックの要素も反映させた。ジャズ系の名曲が中心。脱力系の色っぽさと爽やかさがブレンドされたヴォーカルが魅力的だ。
前作『LOCKS』から約1年半ぶりとなる7枚目のアルバム。TVアニメのOP&EDテーマなど話題曲を収録。胸にスッと沁み込むバラード中心ながら、メロウな「Stay」や「Saturday In The Park」のようなブルージィなイントロが印象的な「ON THE WAY」も新鮮で◎。
GIZA Jazzレーベルのコンピ第2弾。そのまま日本のジャズ界美女ランキングになりそうなジャケにまず見とれた。内容は心地よいスムース・ジャズで、普段ジャズを聴かない人でもすんなり入っていけそうなスタンダード集。顔だけじゃなく、みな声も綺麗です。
スウェーデンのメロディック・デス・メタル・バンド、スカー・シンメトリーの4thアルバム。前作リリース後にシンガーが脱退したが、今回二人のニュー・シンガーが加入。よりアグレッシヴなスタイルへと変貌を遂げている。