2024年4月発売
数々の名作を遺した文豪たちの最後の傑作を読む!なぜ彼らが文豪と呼ばれるのかがわかる傑作小説アンソロジー。それぞれの生涯を読み解く年表/代表作紹介/人物相関図/ゆかりの地など。文豪の仕事と人間像がわかるガイド付き!
王子が率いる勇者パーティーに荷物持ちとして参加していたクレイ。魔王討伐後は辺獄と呼ばれる辺境に移住し、“鑑定”と“模倣”スキルを掛け合わせた規格外の力で思うままに領地開拓する日々を送っていた。一方、王都では王子の実力を証明するため、模擬戦が開催されることに。ひょんなことから前座の闘技大会に参加することになったクレイは、魔王を倒した張本人だとバレないよう仮面をつけて臨んだものの次々と勝利を重ね、あっさりと優勝してしまう。「あんまり目立ちたくなかったのに…」さらに、正体を知っているはずの王子から試合を吹っ掛けられ表向きの勇者と真の勇者が対決することに!?久しぶりの王都を満喫して辺獄に戻ったクレイだったが、森に住む獣人族が新たな動きを見せていて…!?引退した真の勇者の自由気ままなセカンドライフ、継続中!
力がすべての脳筋ぞろいの辺境貴族に生まれるも、非戦闘系の植物スキルを授かったイドラ。転生者である彼は気にしていなかったが、出来損ないと見下す家族によって作物の育たぬ枯れた大地・エルドへ追いやられてしまう。友人のジャノ・専属メイドのシャーリーとともに領主としてエルドへ赴いたところ、食料不足からどうやら歓迎されていない様子。しかしイドラがスキルを使って一瞬で果物を芽吹かせると村人たちは「神の御子なのか!?」と驚愕して…!?植物を強化&進化させるスキル“種の図書館”で、ツリーハウスや井戸を作り、農業を始め、さらには凶悪なモンスターを返り討ちにしたりと快進撃が止まらないイドラ。いつしか移住者も増え、さらにはイドラの生み出す果物を好んだ謎のミニドラゴンまで居ついてしまい!?なにも芽吹かなかった寂れた寒村が、豊かな領地へと変貌していくー!お気楽な転生貴族によるにぎやかスローライフ、開幕!
異世界に転生したフィアナは前世、一生を病院で過ごした病弱少女であったが…、今際の際の願いが叶い、超健康な体を持って転生した!田舎で成長したフィアナは、友達を作るため王都の学園へと向かうがー。その編入試験で実技の先生相手に圧勝してしまったり、絶対に壊れないはずの的を大破させたりと、規格外の力を惜しまず披露してしまいー!?実はフィアナが育った村は魔界の超危険地帯。住人は英雄や歴戦の傭兵など選ばれし強者しかいないヤバい村で!?
下級悪魔に転生した元日本人・カキュー。人類最高峰の暗殺者である妻・エルザとともに、息子・アルスの成長を日々見守っていたーあるとき。勇者としての力が覚醒しはじめたアルスを、修行を兼ねた旅に出すことを決意する。旅に出たアルス一行が辿り着いたのは、魔族に蹂躙された村。その理不尽な光景を前に、アルスの伝説の勇者としての力が暴走してしまいー!?
『覇究祭』でクラスを優勝に導き、ネルへのプロポーズも見事成功させたヘルベルト。周囲との関係修復は順調に進み、平和な学院生活を楽しんでいた。ところが、手紙には書かれていない未知の事件が突如発生しー!?果たしてヘルベルトは大切な仲間を守り抜くことが出来るのか!?人生やり直しファンタジー、第3幕!
隣国との戦争で見事大戦果を挙げ、士爵から準男爵に陞爵した領主ノエイン。辺境開拓を順調に進めるノエインのもとに、先の戦争での褒賞授与の式典と晩餐会の招待状が届く。式典に因縁の相手である父・マクシミリアンが来ることを知ったノエインは、最大で最上の復讐を果たそうと画策しー?一方でマクシミリアンも、ノエインを陥れようと陰謀を企てていた。ノエインの従者であり最愛の存在・マチルダの身に危険が忍び寄るーかと思いきやその企てすらも全てノエインの掌の上で…!?
笑わない令嬢として『氷の令嬢』と呼ばれていたエルランド子爵家の一人娘のヒストリカ。夜会で突如婚約破棄を告げられ、さらに親友が婚約者を奪っていたことが発覚する。ヒストリカは、令嬢としての価値がなくなったと夜会を抜け出し外に出ると、具合が悪そうにしていた男性を発見。ヒストリカは、医学の知識で男性を助け、その場を後にする。後日、公爵家から縁談の話がヒストリカに舞い込んでくる。なんと夜会で助けた男性は、王城お抱えの天才宰相と呼ばれていたが、病気を患いそれが原因で醜悪公爵と囁かれているエリク・テルセロナだった。エリクの婚約者となったヒストリカ。しかし肝心の旦那様は仕事に追われ常に具合の悪そうな顔をしていた。顔色の悪いエリクを見たヒストリカは、自身の知識で病状を治すことができると確信する。自分の献身的に世話を焼くヒストリカに、エリクはどんどん惹かれていくようで…?
契約結婚として公爵家当主のローガンへと嫁ぐことになったアメリア。平和な日を過ごすアメリアに、ついに危機が訪れる。それはエドモンド公爵が主催する茶会に、ローガンの婚約者としての出席だった!そこには実家でアメリアを虐めていた妹のエリンも出席するようで…?ローガンからは無理はしなくていいと言われるアメリアだったが、婚約者としてその名に恥じぬよう、礼儀作法を学び茶会への出席を決意する!苦難を乗り越え、さらに近づいていくアメリアとローガンの心の距離。そして寝室を共にする二人。そしてローガンが積極的に迫ってくるようで!?
国家が形を整える以前、人が体制に組み込まれることで生かされる前、生と死の狭間に育まれた、喜びと絶望の壮大な振幅の物語を結晶させる。「日本史」として、これまで紡がれてきた歴史の大きな盲点を、人間の匂いの篭もる語りとして紡ぐ。小説『ナツェラットの男』(ぷねうま舎、二〇一四年)で、イエスの生きざまを描いた著者が、渾身の力で語る「北の古代史秘話」。
春は目覚めの季節である。この時期のギルドマンたちは皆、硬くて不味い干し肉を放り投げ、冬眠から目覚めた獣を狩りに森へと出かけていくのだ。もちろんモングレルも例に漏れず新鮮な肉を求めてライナやウルリカらと共にキャンプへと繰り出し、楽しい毎日を送っていた。そんな彼にある日突然ギルド長から直々の呼び出しがかかる。なんとその要件とは「シルバーウルフを全く傷つけずに狩猟しろ」というあまりにも滅茶苦茶な仕事の依頼で…!?
シウがロトスを拾ってから数週間。ようやくロトスも人化できるようになり、生活も徐々に落ち着き始めていた。そんなある日、シウはカスパルに誘われ闇オークションへと参加する。お目当てはめったに出回らない魔術に関する古書。だがシウはその会場で偶然、虎系獣人の女性奴隷が競りにかけられているのを目撃してしまった。その女性奴隷が“とある秘密”を抱えていることに気づいたシウは彼女を救うため、正体を隠して競り落とす。しかしシウが突然女性を連れて帰ってきたことで、カスパル邸は大きな騒ぎになってしまい…!?
幼馴染で結成された勇者パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレス。ある日、セレスは勇者でありリーダーのゼクトにクビを宣告されてしまう。剣聖、聖女、賢者である幼馴染たちも全員ゼクトの味方…というかハーレム要員だ。もう自分は必要とされていないと悟ったセレスは、あっさりパーティを抜ける。Sランクの能力を生かせばどこでもやっていけはするが、田舎に戻って気楽に冒険者でもやろうかなと思いつつ、立ち寄った奴隷市場で見つけたのはー「嘘!?静子さん!」「セレスくん…」。勇者ゼクトの母親であり、セレスの初恋の美しい人がそこにいた。静子さんを救い出したことから、セレスの新たな冒険がはじまるー!追放された少年の異世界ママハーレム、待望の書籍化!
「みんな、皮膚の下に流れている赤を忘れて暮らしている」。ある日を境に、「私」は高校のクラスメイト全員から「存在しない者」とされてしまいー「竜舌蘭」。「傷が、いつの日かよみがえってあなたを壊してしまわないよう、わたしはずっと祈り続けます」。公園で「わたし」が「あなた」を見守る理由はー「グリフィスの傷」。「瞬きを、する。このまぶたに傷をつけてくれたひとのことをおもう」。「あたし」は「さやちゃん先生」をめがけて、渋谷の街を駆け抜けるー「まぶたの光」。…ほか、からだに刻まれた傷を精緻にとらえた短編10作を収録。
人気アイドルグループ“カラーナンバー7”の新曲を研人が手がけることに。なぜか堀田家にメンバーが来て作業を進めるという流れで…。浮足立つなか“東京バンドワゴン”の隣地への“クリエイターズ・ビレッジ”の準備は進んでいく。そして、夏に迫る堀田家の新たな生命の誕生や結婚式!今年も堀田家は賑やかで温かで、「LOVE」に包まれている。人気シリーズ待望の第19弾!