音楽むすび | 発売元 : 株式会社ワードレコーズ

発売元 : 株式会社ワードレコーズ

RISE TO GLORYRISE TO GLORY

東方からのヘヴィ・メタルの雷鳴がふたたび鳴り響く! ニュー・アルバム『RISE TO GLORY』を引っ提げて、LOUDNESSが栄光に向かって立ち上がるときが来た! 1981年に結成、日本を代表するヘヴィ・メタル・バンドとしてシーンを牽引する一方で世界へと進出、 『THUNDER IN THE EAST』(1985/全米チャート74位)、『LIGHTNING STRIKES』(1986/全米チャート64位)などをヒットさせ、 国境を超えた熱烈な支持を得てきた。 この度発売になる『RISE TO GLORY』は、前作『THE SUN WILL RISE AGAIN』(2014)から約4年ぶりの新作。 攻撃性とメロディ、そしてポジティヴな勢いを極めたアルバムだ。 ヴォーカリストの二井原実は本作を「一緒にスカッとする、檄を飛ばすアルバム」と形容する。 世界をロックの巨大台風に巻き込んでいく「Massive Tornado」からロックに魅せられた少年時代の燃えさかるパッションを歌い上げた 「Soul on Fire」、ひたすら“生き続ける”ことを謳歌する「I'm Still Alive」、極東からヘヴィ・メタルによる 世界制覇を宣言する「Rise To Glory」まで、混迷の現代における人生のサポーターズソングが並ぶ。 世界からリスペクトされるギター・ヒーロー、高崎晃の神技ギターも全編フィーチュアされている。 彼は本作でのギター・プレイについて「今世紀に入って一番弾いた。サウンドに魂が宿ったんだ」と語っており、 そのプレイは、長年彼を追ってきたギター・キッズすらも驚愕させるだろう。各曲のギター・ソロはもちろんのこと、 バンドのプログレッシヴ・サイドを表現するインストゥルメンタル・トラックでも凄まじいフレーズを聴くことが可能だ。 「Massive Tornado」「No Limit」「Rise To Glory」と疾走感を伴うスピード・チューンが散りばめられている本作だが、 メランコリックな「Rain」、メロディアス・サイドを強調した「Until I See The Light」など、起伏に富んだソングライティングは 聴く者を壮大な旅路へといざなっていく。 “From the Far East, we came to conquer / Across the seven seas” (“極東の地から、我々は征服におもむく/七つの海を越えて”) (「Rise To Glory」より) 世界同時発売となる『RISE TO GLORY』、そしてバンド史上最大規模となるワールド・ツアーによって、 LOUDNESSは1980年代以来となる世界への大攻勢をかける。“栄光への蜂起”が、いま始まるのだ。 なお日本盤・初回限定盤にはボーナスDVDとして2016年12月30日、東京・EX THEATER ROPPONGIで行われたファン選曲 ベスト・ライヴ“35th Anniversary Year Special Live FAN’s BEST SELECTION ~We are the LOUDNESS~”が全曲収録される。 【メンバー】 高崎晃(gt) 二井原実(vo) 山下昌良(ba) 鈴木政行(ds)

ジ・エイジ・オブ・アブサーディティージ・エイジ・オブ・アブサーディティー

モーターヘッドを長きに亘って支えてきたギタリスト、フィル・キャンベルが3人の息子たちと結成した フィル・キャンベル・アンド・ザ・バスタード・サンズが1stアルバム『ジ・エイジ・オブ・アブサーディティー』をリリース! 疾走感溢れる暴走ロックン・ロール・ナンバーからヘヴィでグルーヴィーな曲まで、モーターヘッドの遺伝子を受け継いだ力作がここに完成! 2015年12月28日、レミー・キルミスター(b, vo)の死と共に長い歴史に幕を下ろしたモーターヘッド。 そのモーターヘッドに1984年から在籍していたフィル・キャンベルは、13歳からセミ・プロのギタリストとしてイングランドのウェールズで キャリアーをスタートさせると、ローカル・バンドでの活動を経て、オーディションの末にモーターヘッドに加入する。ワーゼルとのツイン・ギター体制で 『ノー・リモース』(1984年)から『サクリファイス』(1995年)のアルバムに参加した後、ワーゼルが脱退。レミー、フィル、ミッキー・ディー(ds)との パワー・トリオとなったバンドは、『オーヴァーナイト・センセーション』(1996年)から10枚のスタジオ・アルバムをリリースし、 バンドの歴史の半分をこのメンバーで過ごしたものの、残念ながら結成40年目に活動に終止符を打つこととなる。 モーターヘッドでの活動を終えた後、フィルはソロ・アルバムの制作に乗り出し、ジューダス・プリーストのロブ・ハルフォード、 スリップノットのクリス・フェーン、ツイステッド・シスターのディー・スナイダーらのゲストを迎えて、レコーディングを開始する一方で、 息子たちとフィル・キャンベルズ・オール・スター・バンドを立ち上げて活動を開始する。 バンドのメンバーはフィル、トッド・キャンベル(g)、デイン・キャンベル(ds)、タイラ・キャンベル(b)の3人の息子たち、シンガーのニール・スター(vo)の5人。 2016年8月にドイツで開催された“Wacken Open Air”に出演し、モーターヘッドのカヴァーを中心としたセットをプレイして、大喝采を浴びた彼らは、 その後もいくつかのショウを行なった後、フィル・キャンベル・アンド・ザ・バスタード・サンズに名前を変えて11月に“Motorhead Music”からEP『PHIL CAMPBELL AND THE BASTARD SONS』をリリースする。 その後、12月以降に行なわれたライヴではこのEPからの曲もセットリストに入れてプレイするようになった彼らは、“Nuclear Blast”レコードと契約が成立。 ウェールズのスタジオでレコーディングを実施し、完成したのがこの『ジ・エイジ・オブ・アブサーディティー』である。 1曲目の「リングリーダー」からモーターヘッドを彷彿とさせる暴走ロックン・ロール系のナンバーが炸裂したこの作品は、 ヘヴィでグルーヴィーなナンバーとスピーディーな曲をバランスよく収録しており、モーターヘッドの音楽を継承しつつ、独自のスタイルも披露した内容になっている。 特に疾走感溢れる曲はモーターヘッドそのもので、モータヘッド・ファンも大満足のアルバムに仕上がったと言えるだろう。 【メンバー】 フィル・キャンベル(ギター) トッド・キャンベル(ギター) デイン・キャンベル(ドラムス) タイラ・キャンベル(ベース) ニール・スター(ヴォーカル)

カタルシスカタルシス

ロブ・フリン率いるカリフォルニア州ベイエリアのヘヴィ・メタル・バンドによる9thアルバム『カタルシス』リリース! スラッシーに刻まれるリフ、独特のうねりを持ったグルーヴ、キャッチーなメロディ!独自の音楽を追求してきた彼らの最新型メタルが今ここに! またしてもマシーン・ヘッドは凄いアルバムを作り上げてしまった! ロブ・フリン率いるカリフォルニア・ベイエリア拠点のヘヴィ・メタル・バンド、マシーン・ヘッドの最新作がリリースされる。 Nuclear Blast移籍第一弾となった2014年リリースの前作『ブラッドストーン・アンド・ダイヤモンズ』のタイトルは「地球で最もハードな音楽を演奏するバンド」としての 決意表明をあらわしていた。その路線を突き詰め、さらなる進化を遂げた最新通算9作目となるのが、この『カタルシス』である。 マシーン・ヘッドは1992年にアメリカ合衆国カリフォルニア州のサンフランシスコ湾に面した港湾都市、オークランドで結成された4人組ヘヴィ・メタル・バンド。 1994年『バーン・マイ・アイズ』でデビューすると、SLAYERやMETALLICAのメンバーから絶賛され、一気にメタル・ファンの注目を集める。 そして1年半にも及ぶツアーをこなし知名度を上げていった彼らは、1997年に2作目『ザ・モア・シングス・チェンジ…』を発表、 1999年には『ザ・バーニング・レッド』を発表し、時代の潮流に乗った独自のグルーヴ・メタルを完成させた。 2007年3月に6thアルバム『ザ・ブラッケニング』をリリース。全8曲、約60分という大作志向のアルバムが世界中で絶賛され、2000年代ヘヴィ・メタルの傑作と謳われるほどの評価を得る。 近年、ますますその人気と知名度は上がっているなか、2014年にバンドはデビュー20周年を迎えレーベルを移籍し心機一転、11月に8枚目のアルバムとなる 『ブラッドストーン・アンド・ダイヤモンズ』をリリースする。この作品は米アルバムチャートにおいて最高21位と、バンド史上最高位を記録。 2015年にはワールドツアー<Evening with Machine Head>を敢行。同年7月には東京・大阪・名古屋の三都市を回る日本公演を行った。 レーベル移籍後2作目となる本作の特徴は、楽曲の簡素化である。これまで6分〜8分台の曲が多かった彼らだが、今回は全体的にコンパクトにまとめられている。 とはいえ、スラッシーに刻まれるリフ、独特のうねりを持ったグルーヴ、キャッチーなメロディはまったく変わらず。静と動、緩と急のコントラストが絶妙なバランスで配合されており、 随所に彼らの楽曲構成力、作曲センスの感じられる作品に仕上がっている。ロブ・フリンの衰えをみせることのない音楽への情熱に胸が熱くなると同時に、必ずやヘヴィ・メタルの カタルシスが得られるであろう充実作。またしてもマシーン・ヘッドは凄いアルバムを作り上げてしまった! プロデュースは前作同様、ロブ・フリン。レコーディングはカリフォルニア州オークランドのSharkbite Studiosで行われ、レコーディングとミックスはエクストリーム・メタル系の 作品を数多く手掛けているZack Ohrenとロブが担当した。マスタリングは世界最高峰と言われるニューヨークのSterling Soundにてチーフ・エンジニアのテッド・ジェンセンによって行われた。 強烈なインパクトを放つアルバムのカバーアートは写真家のSeanen Middletonが撮影したものが使用されている。 【メンバー】 ロブ・フリン(ヴォーカル/ギター) デイヴ・マクレイン(ドラムス) フィル・デンメル(ギター) ジャレッド・マクエイカーン(ベース)

ブラックアウトブラックアウト

ノルウェーはベルゲン発のハードロック/メロディック・メタル・バンド、オードリー・ホーンの6thアルバム『ブラックアウト』 リリース! 70年代後半から80年代前半のブリティッシュ・メタル的な匂いを放ちつつ、全編に渡ってメロディアスなヴォーカルと疾走感のある 演奏が展開する痛快作!時代を超越した古くて新しいサウンドは必聴! 1990年から1991年にかけて米国で放映され、日本でも大ブームとなったTVドラマ『ツイン・ピークス』は 2017年にも続編が放送され大きな話題となった名作だ。このドラマに登場するやんちゃなワガママな娘にして 小悪魔的美少女の名を冠したバンドといえば、オードリー・ホーンである。 彼らは2002年にノルウェーのベルゲンで結成された。ブラック・メタル・バンド ENSLAVEDのアイス・デイル、 ドゥーム・メタル・バンドSAHGのトーマス・トフトハゲンが参加しているが、彼らの音楽性はきわめてオーセンティックなハードロックだ。 2005年に4トラックEP『Confessions & Alcohol』、続けてデビュー・アルバム『No HayBanda』を発表すると、国内での好評を受けて翌年には ノルウェーのグラミー賞を受賞した。しかしバンドを取り巻く決して良いとは言えない環境のなかで、彼らは望むほど多くのライヴを 行うことは出来なかった。しかしオーディエンスの反応は常に良好で、2008年には再びノルウェーのグラミー賞において ベスト・メタル・アクト部門にもノミネートされている。初期作品はオルタナティヴ・ロック的な色合いが濃厚な作品だったが、 2010年に発売したサード・アルバム『オードリー・ホーン』では、オーセンティックなハードロックへと劇的に変化。 2013年、通算4枚目となるフル・アルバム『ヤングブラッド』を発表。ここで正式にベーシストを加入させ、本格的なツアーを開始した。 オードリー・ホーンはこれまでに5枚のアルバムをリリースし、作品を発表する毎に楽曲は洗練されてきたとの印象を受ける。 一部のメンバーはブラック・メタル、エクストリーム・メタルのバンドに参加しているが、オードリー・ホーンの音楽はそれらとはかなり かけ離れている。クラシックなロック、それは初期のキッスやヴァン・ヘイレンにも通じる、ヘヴィでありつつメロディックなロックであったり、 シン・リジィやUFOといった70年代ブリティッシュ・ロックのポップになりすぎない湿り気のある演奏、そしてブルースの要素を薄めた サウンドの感触は80年代初頭のNWOBHMをも匂わせたりする。元々、メロディのセンスが素晴らしく、英語で歌うトーシェルの メロディアスなヴォーカルが前面に出た作りになっている。どの曲にも耳に残る印象的なフックがあり、 2本のギターが奏でる泣きのメロディなどバックの演奏と絶妙なバランスで成立している。 6作目となる本作『ブラックアウト』でも時代を超越した良質のハードロック・ナンバーが満載されている。 所々、過去の名曲を思い出しては顔がニヤけてしまうところがなんともニクい。泣きのフレーズとストロングな歌唱が印象的な 「This Is War」で幕を開け、70年代アメリカン・ロック的な「Audrevolution」や「Midnight Man」、いかにもブリティッシュ・メタル的な 「California」「Naysayer」等々、ジャンルなど関係なく、良曲を耳にしたい音楽ファン必聴の作品となっている。 【メンバー】 トーシェル・ロズ(ヴォーカル) アルヴェ・イスダル(ギター) トーマス・トフトハゲン(ギター) エスペン・リーン(ベース) キュティル・グリーヴェ(ドラムス)

サイン・オブ・ザ・ドラゴンヘッドサイン・オブ・ザ・ドラゴンヘッド

ゴシック/シンフォニック・メタル・バンド、リーヴズ・アイズの7thアルバム『サイン・オブ・ザ・ドラゴンヘッド』リリース! 新たな女性シンガー、エリナ・シーララを迎え、独自のサウンドをさらに深化!新章の始まりを高らかに告げる作品だ! ゴシック/シンフォニック・メタル・バンド、リーヴズ・アイズは、2003年にノルウェー産ゴシック・メタルのパイオニア、 Theatre of Tragedyのリード・ヴォーカリストであるリヴ・クリスティンと、夫のアレクサンダー・クルルがリーダーとして在籍していた ドイツのヘヴィ・メタル・バンド、ATROCITYのメンバーらによって結成された。2004年にアルバム『Lovelorn』でデビュー。 すぐに世界中のゴシック・メタル・ファンから高い評価を得ることになる。以後5枚のオリジナル・アルバムと1枚のライヴ・アルバムを発表している。 Theatre of Tragedyでヴォーカルを担当していたリヴは、リーヴズ・アイズで祖国ノルウェーの歴史や風景などをリリカルに描き、 そのサウンドにフォーク・メタル的要素を加えることになった。2005年にリリースされた2ndアルバム『VINLAND SAGA』は、ヴァイキングの航海を綴った コンセプトアルバムで、彼らの名声を高めた。長きに渡るツアーを経て、4年ぶりにリリースされた3rdアルバム『NJORD』(2009年)、『MEREDEAD』(2011年)、 『SYMPHONIES OF THE NIGHT』(2013年)とコンスタントに活動を続けてきた。大規模なフェスティヴァルにも数多く出演し、ファンを熱狂させた。 2015年には6thアルバム『KING OF KINGS』をリリースし、再び長いツアーを敢行した。 ところが、2016年のツアー中にリヴ・クリスティンが脱退してしまう。詳しい理由などは不明だが、バンドはHPにて円満な脱退であることを発表した。 その後バンドは、フィンランドのメロディック・メタル・バンド、Angel Nation(元々はenkElinationと名乗っていた)のエリナ・シーララを ヴォーカリストに迎え、再スタートを切った。エリナ・シーララはフィンランド出身でロンドン在住。2016年4月18日にジャカルタで行われた<Hammersonic festival> がリーヴズ・アイズの新メンバーとしての初ステージとなった。そして20日からサバトンと一ヶ月間に渡る北米ツアーを敢行。 5月には「Edge of Steel (2016 version)」を配信シングルとしてリリースし、10月にはCDシングル「Fires in the North」をリリースしている。 そして、満を持してのリリースとなった新生リーヴズ・アイズの7作目となるアルバム『Sign Of The Dragonhead』。ゴシック・メタルを基調に、 随所にノルウェー的フォーキーなエッセンスが散りばめられた独特のシンフォニック・メタルが彼らの持ち味であるが、本作でもその路線がさらに深く突き詰められている。 ニューシンガー、エリナ・シーララは家族や親戚のほとんどが音楽家という家庭に育ち、17歳から歌い始め、ロンドンでクラシックや他の様々なスタイルの 歌唱を勉強したという。透明感のあるソプラノ・ヴォイスでリーヴズ・アイズの叙情的世界観を見事に表現している。 ゲスト・ミュージシャンに元RAGE、現Almanacのギタリストであるヴィクター・スモールスキ、ヴァイオリン奏者のSophie Zaaijer、 ジョン・ウィリアムズが音楽を担当した『スター・ウォーズ』シリーズや『ハリーポッター』シリーズ、また『ロード・オブ・ザ・リング』三部作といった 大作への参加で知られるLondon Voicesがコーラスを担当し、サウンドにさらなる厚みを与えている。 【メンバー】 エリナ・シーララ(ヴォーカル) アレクサンダー・クルル(ヴォーカル) トーステン・バウアー(ギター/ベース) ピート・ストライト(ギター) ヨリス・ナイエンハンス(ドラムス)

EPICA VS attack on titan songsEPICA VS attack on titan songs

シンフォニック/ゴシック・メタルの新時代を担うアーティストとして世界的に注目されるエピカがTVアニメ『進撃の巨人』の 主題歌を担当するLinked Horizonの世界と共鳴!『進撃の巨人』歴代オープニング主題歌をエピカがカヴァーした『EPICA VS attack on titan songs』リリース決定! 激しくも美しい調べによって、その戦史に新しい1ページが書き加えられる!2018年1月18日に1日限りの特別公演決定! オランダで2002年に結成。ヘヴィ・メタルのダイナミズムとクラシックの流麗な旋律、そしてゴシック・ロックの耽美をクロスオーヴァーさせた音楽性は、 世界的に熱狂的な支持を得てきた。シモーネ・シモンズの女声ヴォーカルをフィーチュアしたサウンドは日本でも人気を獲得、VR(ヴァーチャル・リアリティ)を 題材にとった2016年最新アルバム『ザ・ホログラフィック・プリンシプル』はヒットを記録しており、2017年4月に行われた初のジャパン・ツアーは 東京公演がソールドアウトになるなど、鮮烈なインパクトを残している。 2017年9月に発売となった6曲入りEP『ザ・ソレス・システム』も絶好調なEPICAが挑むのが、『進撃の巨人』の主題歌の世界観だ。 諫山創による原作コミックは2009年に連載開始、発行部数が累計6800万部を突破という空前のヒットを記録。小説やTVアニメ、 映画などとのメディアミックスも行われ、ひとつの壮大なる『進撃の巨人』ワールドを構築している。 EPICAがカヴァーするのはTVアニメ・シリーズ主題歌としてLinked Horizonが書き下ろした3曲、そしてカップリング曲の全4曲だ。 Sound Horizon / RevoがLinked Horizon名義で初めて担当したTVアニメ主題歌に、オリジナルを継承しながら新しい魂を吹き込んでいる。 「紅蓮の弓矢/Crimson Bow and Arrow」はアニメSeason1の前期(第1話〜第13話)オープニング主題歌。アップテンポの曲調と劇的な展開が彼らの シンフォニック・メタルと呼応しあって、さらなる高みへと昇り詰めていく。 「自由の翼/Wings of Freedom」はアニメSeason1の後期(第14話〜第25話)オープニング主題歌。勇壮なアンセムからスピード・チューンへと 突入する展開はLinked Horizonのオリジナルを踏襲しながら、彼らの持つパワー・メタルの怒濤のスピード感を注入している。 「もしこの壁の中が一軒の家だとしたら/If Inside These Walls Was a House」のオリジナルは、「紅蓮の弓矢」「自由の翼」をカップリングした Linked Horizonの2ndシングル『自由への進撃』に収録されたナンバーだ。原曲の持つ寓話性がEPICAのヨーロピアンなテイストと相乗効果を成して、 牧歌的でありながら緊張感の漲るアレンジで生まれ変わっている。 「心臓を捧げよ!/Dedicate Your Heart!」はアニメSeason2(第26話〜第37話)オープニング主題歌。キリスト教では“聖なるもの”とされる心臓を捧げるという、 残酷なまでに献身的な想いは、EPICAとも共有し得るものであろう。シンフォニックかつプログレッシヴなメタル・アレンジを経て、さらなる昂ぶりをもたらしてくれる。 去る2017年4月のEPICA来日公演にはRevoも足を運んでいる。その時点でまだ本作はレコーディングされていなかったものの、 両者の魂のコラボレーションは既に始まっていたといえる。 さらに『EPICA VS attack on titan songs』発売記念1日限定スペシャルライヴが急遽決定した。 2018年1月18日(木)東京TSUTAYA O-EASTで開催される。彼らが綴るシンフォニック・メタル叙事詩は、日本を舞台に新局面を迎える。 『進撃の巨人』主題歌を担当するLinked Horizonの作詞・作曲・編曲の全てを手がけるサウンドクリエーターRevoから エピカ『EPICA VS attack on titan songs』発売に際して以下のようにコメントが届いた。 ■Revo(Linked Horizon主宰)からのコメント 「EPICAとRevoには同じ血が流れているのだと思います。もちろん比喩ですが、解り易く言っても“クラシックの血”と“メタルの血”を受け継いでいることは 皆さん容易に感じとることでしょう。その親和性自体は、さほど驚くべきことではありません。それより、この作品の面白さは「どこがどう違うか?」ということだと 思います。そこに各々のアーティスト性が明確に存在しているし、その違いを許容できることが音楽という文化の豊かさでもあります。 遠き地で生まれた兄弟の音が「どう違うのか?」野暮な説明はしません。聴いてみてください。」 【メンバー】 シモーネ・シモンズ(ヴォーカル) アイザック・デラハイ(ギター) マーク・ヤンセン(ギター)アリエン・ファン・ウィーゼンビーク(ドラムス) ロブ・ファン・デル・ルー(ベース)

トレーディッド・ドリームストレーディッド・ドリームス

あのハノイ・ロックスを輩出したフィンランドからメロディックでエネルギッシュなロックン・ロール・バンド、テンプル・ボールズがデビュー! 地道なライヴ活動を経てリリースしたデビュー作『トレーディッド・ドリームス』は、ロックン・ロールの活きの良さと ハード・ロックのダイナミズムが見事に融合し、キャッチーなメロディも大きな魅力!世界が注目する大型新人の登場だ! 元ハノイ・ロックスのアンディ・マッコイの自伝本に登場した言葉をバンド名にしたというテンプル・ボールズは、 2009年にフィンランドのオウルで平均年齢14歳のバンドとして結成されている。シンガーは何度か入れ替わったものの、サンテリ(g)、 イリ(g)、イミ(b)、アンッティ(ds)というメンバーで地元を中心にライヴ活動を行なっていた彼らにとって大きな転機となったのは、 2014年にアルデ(vo)が加入したことだ。それまで別のバンドに所属し、友人だった実力派シンガーのアルデを獲得したことで、 バンドは一気に人気を加速させ、クラブ・シーンで注目のバンドとなる。 2016年9月に初のシングル「ヘル・アンド・フィーリン・ファイン」をリリースしたテンプル・ボールズは、 2017年5月にスウェーデン人プロデューサーのトビアス・リンデル(H.E.AT、EUROPE他)が住むタイのカルマ・サウンド・スタジオで アルバムのレコーディングを実施。完成したのが1stアルバムの『トレーディッド・ドリームス』である。 ローリング・ストーンズ、AC/DC、シン・リジィ、ガンズ・アンド・ローゼズ、レインボー、ディープ・パープル、D-A-Dといった バンドから影響を受けたこのバンドの音楽性は、ロックン・ロールをベースにしたハード・ロックで、70〜80年代の香りを漂わせつつ、 現代的な躍動感を感じさせるのが特徴だ。特にヴォーカル・ハーモニーを多用したキャッチーなメロディが印象的で、 ハノイ・ロックスを思わせるポップなメロディの曲もある。ノリのいい曲を中心にしつつ、バラードも収録したこの作品は、 メロディと歌、バンドが生み出すグルーヴの全てにおいて聴き所に溢れた作品に仕上がっている。 これまでクィーン、ディープ・パープル、ユーライア・ヒープといったバンドのオープニング・アクトを務めるなど、 ライヴ・アクトとしても好評を博している彼らだが、アルバム・リリース後、サンテリが脱退し、新たにニコ(g)が加入。 地元フィンランドでバトル・ビーストのツアーのオープニング・アクトを勤めたバンドは、11月10日に開催される“LOUD & METAL MANIA”への出演が決まっている。 【メンバー】 ルデ(ヴォーカル) イリ(ベース) イミ(ギター) ニコ(ギター) アンッティ(ドラムス)

ヒールヒール

人口比でメタルバンドの数が世界で一番多いと言われるメタル王国フィンランドで存在感を示しつつある新たな才能、 ブラッドレッド・アワーグラスが日本で日の目を見る! メロディック・デスメタルを軸にしたスラッシーなギターリフ、 荒々しいグロウルとスクリームが押し寄せる! ブラッドレッド・アワーグラスは、フィンランドの首都ヘルシンキから北西に約200kmに位置するミッケリ発のクインテット。 フィンランド産のメタルらしい多様なジャンルを飲み込みつつ、メロディック・デスメタルを軸に、スラッシュ・メタルの影響も色濃く感じさせてくれる。 同じフィンランド出身の大先輩チルドレン・オブ・ボドムの系譜を継ぐバンドだと感じるファンも多いだろう。 バンドの歴史は長く2005年に遡る。何枚かのデモEPをリリースしながらキャリアを積み、BEHEMOTHやSpinefarm Recordsの助けを借りながら、 初となるフルアルバム『Lifebound』を2012年に発表。MVも制作された“Above All"をはじめ、ラム・オブ・ゴッド、ファイヴ・フィンガー・デス・パンチを 思い起こさせるパンチのある驚異的グルーヴを聴かせている。そして、2015年10月にはフィンランドのレーベルOneManArmy Recordsから 『Where the Oceans Burn』をリリース。1曲目にして10分超えの大組曲“The Greatest Time of Change"をはじめ、 威風堂々とした手応えのある楽曲を誇る内容となっている。 ブラッドレッド・アワーグラスの音楽的影響源は多岐にわたる。疾走するドラムにスラッシーなギターリフ、 そこにメロディック・デスメタルならではの流麗なツインリード・ギターに美しい旋律。荒々しいグロウルとスクリーム、 そして叙情的かつテクニカルなギターソロが徒党を組んで押し寄せる。日本のメタルファンの琴線に触れることは間違いない。 本国フィンランドでは2017年10月にリリースされた今作『ヒール』はバンドが望む道を明示した作品だ。過去の作品に比べると、 よりエモーショナルでダイナミックな楽曲が多い。本編最後の11分越えの楽曲“Requiem of Our Last Days"を聴けば、 それが何よりの証拠であることがわかるだろう。 ブラッドレッド・アワーグラスが今作『ヒール』でフィンランドから世界、もちろん日本を視野に入れた本格的な活動を本格化させる。 80年代のハノイ・ロックス、90年代のストラトヴァリウス、チルドレン・オブ・ボドム、ゼロ年代のナイトウィッシュやアポカリプティカといった フィンランドの先人たちにブラッドレッド・アワーグラスが続く存在になれるのか、その命運は北欧メタルを長きに渡り支えてきた 日本のメタルファンにかかっているといっても過言ではない。 【日本盤限定ボーナストラック2曲収録/日本語解説書封入/歌詞対訳付き】 【メンバー】 ヤルッコ・コウコネン(ヴォーカル) アンティ・ネノネン(リードギター) ホセ・モイラネン(ベース) ヤルッコ・ヒュヴォネン(ドラムス) ラウリ・シルヴォネン(ギター)

クリスマス・デイクリスマス・デイ

ブリティッシュ・ハード・ロックバンド、サンダーからハートウォーミングなクリスマス・ソングのプレゼント! 歌心溢れるダニーの声、ルークのメロディアスなギタープレイがクリスマスを彩る!名曲「ラヴ・ウォークド・イン」の2017年バージョン、 「ロウ・ライフ・イン・ハイ・プレイシズ」のアコースティック・バージョンなど日本盤限定ボーナストラック2曲を含む全6曲収録! 1990年にアルバム『バックストリート・シンフォニー』でデビューして以来、サンダーはブリティッシュ・ロックの良心であり続けてきた。 彼らの独自性は、レッド・ツェッペリン、フリー、バッド・カンパニー、フェイセズ、ザ・フーなどのブリティッシュ・ロック黄金時代の バンドの魂を現代的メタル・フレイバーで包み込んだところにある。何度か活動休止はあったものの、これまでに11枚のスタジオ・アルバムを発表してきた。 復活作となった2015年の『ワンダー・デイズ』は全英ナショナル・チャートで20年ぶりのトップ10入りを果たし、1万2千人収容のウェンブリー・アリーナ公演を 含むツアーも大成功を収め、最新作『リップ・イット・アップ』(2017年)では見事、全英チャート最高3位を記録した。 この勢いに乗ってリリースされるのが『Christmas Day』である。 デビュー以来、彼らはいつの時代でも優れたバラード曲を届けてくれた。本作EP『Christmas Day』は、バラードの傑作が詰まったサンダーからの ハートフルなプレゼントだ。表題曲「Christmas Day」は、ルーク・モーリーのメランコリックなアコースティック・ギターが心地よく響く、 これからの季節にピッタリの心温まる楽曲。時代を超越してクリスマスの定番ソングになると思わせるほどの出色の出来栄えだ。 「Love Walked In」は1990年リリースの1stアルバム『バックストリート・シンフォニー』に収録されたバラードの傑作で2017年バージョン。 よりシンプルで魅力的なアレンジに生まれ変わった。「Low Life In High Places」は1992年作『ラフィング・オン・ジャッジメント・デイ』収録曲で、 当時シングル・カットされてヒットした日本でもお馴染みの曲。オリジナルとはまた違ったアコースティック・バージョンであり、 胸に沁みるメロディをより際立たせている。そして「ハートブレイク・ハリケーン」は現時点での最新作『リップ・イット・アップ』(2017年)収録曲。 これまた劇的なバラードである。ダニー・ボウズのソウルフルでエモーショナルな歌声は変わらず、いずれもサンダーのクラシック曲が見事に フレッシュに生まれ変わっている。 【メンバー】 ダニエル・ボウズ(ヴォーカル) ルーク・モーリー(ギター/キーボード/バッキング・ヴォーカル) ベン・マシューズ(ギター/キーボード) クリス・チャイルズ(ベース) ハリー・ジェイムズ(ドラムス/パーカッション)

ア・ディケイド・オブ・ディレイン〜ライヴ・アット・パラディソア・ディケイド・オブ・ディレイン〜ライヴ・アット・パラディソ

オランダのゴスでシンフォニックなメタル・バンド、ディレインがデビュー10周年を記念した 初ライヴ作品『ア・ディケイド・オブ・ディレイン〜ライヴ・アット・パラディソ』リリース! バンドの歴史を集大成したスペシャルなライヴの記録であり、次々とゲスト・アーティストが登場するのも、大いに話題となること必至だ! '02年、元WITHIN TEMPTATIONのキーボーディスト、マタイン・ウェスターホルトにより始動し、'06年に多数ゲストを起用した “オールスター・アルバム”『LUCIDITY』でデビューを飾ったDELAINは、当初マタインのソロ・プロジェクトであった。 しかし、程なくライヴ活動をスタートさせるに当たり、マタインとシンガーのシャルロッテ・ウェッセルスを核とするバンド・ラインナップが固まり、 セカンド『APRIL RAIN』を'09年に発表。以降、何度かメンバー・チェンジはあったものの、ゴシカルに、シンフォニックにメタルとロックの間を行き交いながら、 サード『WE ARE THE OTHERS』('12)、EP『INTERLUDE』('13)、第4作『THE HUMAN CONTRADICTION』('14)、EP『LUNAR PRELUDE』('16)、第5作『MOONBATHERS』('16) とアルバムを重ねていった。幾つものシングル・ヒットを放ち、ツアー規模をどんどん拡大していく中、オランダ本国ではトップ・アクトとしての座を獲得。 さらに、地元ヨーロッパだけでなく、南北アメリカやアジア('13年に初来日)でも精力的にツアーを行ない、やがて世界的バンドとして幅広い支持層を獲得していく。 '16年時点でのバンド・ラインナップは、シャルロッテ<Vo>、マタイン<Key>以下、ティモ・ソマース<G>、メレル・ベヒトルト<G>、 オットー・スヒンメルペンニンク・ファン・デル・オイエ<B>、ルーベン・イスラエル<Ds>で、この6人が揃ったのは'15年のこと。 ギターのティモとメレルはそれぞれオランダのHR/HMシーンではよく知られており、前者はVENGEANCE、後者はMAYANやTHE GENTLE STORMでもプレイ──というかティモは、 実はVENGEANCEのギタリストで'11年に病没したヤン・ソマースの息子である。 『A DECADE OF DELAIN - LIVE AT PARADISO』の収録が行なわれたのは、'16年12月10日、オランダはアムステルダムのパラディソにて。 元々はネオ・ローマン様式の教会で、歴史を感じさせる内装も壮麗なこの老舗ライヴ会場でのパフォーマンスは、映像作として残すのに打ってつけと言えよう。 また上述通り、ARCH ENEMYのアリッサ・ホワイト=グルーズ<Vo>、FEAR FACTORYのバートン・C・ベル<Vo>、NIGHTWISHのマルコ・ヒエタラ<Vo>、 元LEAVES' EYESのリヴ・クリスティーネ<Vo>、元ORPHANAGEのジョージ・オーストフーク<Vo>、CELESTIAL SEASONのエリアンネ・アネマート<Cello>と、 ゲスト陣の顔ぶれも実に豪華。加えて、プロデューサーとしてずっとDELAINを支えてきたフース・アイケンス<G>、そして、元メンバーのロブ・ファン・デル・ロー<B>、 サンダー・ズーア<Ds>の参加も見逃せない。 ちなみに日本盤は、ブルーレイ+2CD、DVD+2CD、2CDという3形態でのリリースとなる。 【メンバー】 シャルロット・ウェッセルス(ヴォーカル) マタイン・ウェスターホルト(キーボード) ティモ・ソマース(ギター) メレル・ベクトールド(ギター) オットー・スヒンメルペンニンク・ファン・デル・オイエ(ベース) ルーベン・イスラエル(ドラムス)

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