制作・出演 : バイエルン放送合唱団
ネトレプコとビリャソンという、オペラ界のスター2人が共演した21世紀の「ボエーム」。ベルトラン・ド・ビリーの切れのいい指揮、歌手陣、合唱団の充実ぶりなど、久しぶりに出た「ボエーム」の名盤だ。
制作・出演
イヴリン・リアー / クーベリック / バイエルン放送交響楽団 / バイエルン放送合唱団 / ヒルデ・レッセル=マイダン / フランツ・クラス / ヘフリガー / ヤナーチェク / ラファエル・クーベリックヤナーチェクの代表的な声楽曲2曲を収録。グラゴール文字による典礼のための宗教曲と、ロマの娘と駆け落ちする男をうたった歌曲だ。クーベリックの共感に満ちた指揮とピアノ、ヘフリガーの名唱が印象的。
制作・出演
クリスティアン・ゲルハーヘル / シューマン / ドロテア・レッシュマン / ニコラウス・アーノンクール / バイエルン放送交響楽団 / バイエルン放送合唱団 / マリン・ハルテリウス / ヴェルナー・ギューラアーノンクールは初共演のバイエルン響との相性も良く、シューマン節が炸裂している。円熟期の大作として、また合唱音楽の聖(教会)から俗(演奏会)への転換をマークするロマン派音楽の傑作として、重要でありながら録音が少ない作品。珠玉の秀演。★
制作・出演
イゾルデ・ミッテルナハト=ガイセンデルファー / ダンクワート・ジーゲル / バイエルン放送合唱団 / バルバラ・ミュラー / フリードリヒ・ハイダー / ヘンデル / ミヒャエル・グレーザー / ミュンヘン放送管弦楽団 / ヴェッセリーナ・カサロヴァ大型ソプラノとして期待されていたころの、2枚目のソロ・アルバム。「チェネレントラ」のコロラトゥーラのアリアから「フィガロの結婚」のケルビーノのアリアまで、カサロヴァの懐の深さをみせつけている。
制作・出演
アネッテ・ダッシュ / クリスティアン・エルスナー / ゲオルク・ツェッペンフェルト / ザールブリュッケン放送交響楽団 / スクロヴァチェフスキ / スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ / ダニエラ・シンドラム / バイエルン放送合唱団 / ベートーヴェン制作・出演
アントニーノ・シラグーザ / ウラディーミル・チェルノフ / カサロヴァ / カルロ・リッツィ / バイエルン放送合唱団 / ブルーノ・デ・シモーネ / ミュンヘン放送管弦楽団 / リッツィ / ロッシーニスル・ポンティチェッロが用いられた序曲ですでに期待度は大。各所にちりばめられたアジリタやフィオリトゥーラ(早口や装飾的な歌唱)の巧みさや、ハイ・トーン、声色などに興奮しているうちに一気に聴き通してしまう。第1幕最後の合唱や、有名な最後のアリアもとにかく最高。★
制作・出演
クリスティアン・ティーレマン / ゲオルク・ツェッペンフェルト / シビッラ・ルーベンス / スティーヴ・ダヴィスリム / バイエルン放送合唱団 / ペーター・ダイクストラ / ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団 / モーツァルト / リオバ・ブラウン制作・出演
アレクシア・ヴルガリドゥ / チャールズ・カストロノーヴォ / バイエルン放送合唱団 / ピンカス・スタインバーグ / ミュンヘン放送管弦楽団 / ヴェッセリーナ・カサロヴァ / ヴェロニク・ジャンス制作・出演
アンナ・モッフォ / アーリーン・オジェー / クルト・アイヒホルン / グルック / ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ / トーマス・スチュワート / バイエルン放送合唱団 / ベルント・ヴァイクル / ミュンヘン放送管弦楽団発売元
日本コロムビア株式会社制作・出演
アネッテ・ダッシュ / クリスティアン・エルスナー / ゲオルク・ツェッペンフェルト / ザールブリュッケン放送交響楽団 / スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ / ダニエラ・シンドラム / バイエルン放送合唱団 / ベートーヴェン / ミヒャエル・グレーザー発売元
キングレコード株式会社74歳のゼルキンの堂々とした演奏が堪能できる貴重なライヴ録音。伴奏を受け持つ63歳円熟期のクーベリックとバイエルン放響も、磐石の演奏でゼルキンを支えている。ここに新たな名盤が加わった。
制作・出演
J.S.バッハ / カルロ・マリア・ジュリーニ / キース・ルイス / デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン / バイエルン放送交響楽団 / バイエルン放送合唱団 / ヤルト・ヴァン・ネス / ルート・ツィーザク / ロバータ・アレクサンダージュリーニが80歳を迎えて、初めて取り組んだ作品で、当初大きな話題を呼んだ録音。満を持してという言葉どおり、入魂の演奏で、ライヴ録音ともあいまって、美しくも情熱的なものになっている。
制作・出演
アンドレアス・シュミット / ウォルフガング・ビュンテン / カルロ・マリア・ジュリーニ / バイエルン放送交響楽団 / バイエルン放送合唱団 / ヘルベルト・リッペルト / ヤルト・ヴァン・ネス / ルート・ツィーザクシューベルトが最晩年に書いた最後のミサ曲で、シューベルトの傑作のひとつ。ジュリーニは、緻密にコントロールしたオーケストラと合唱団の抑制した表現が、この曲の真価を顕わにして感動的。
制作・出演
アーサー・フェイゲン / エヴァ・メイ / バイエルン放送合唱団 / バルバラ・ラヴァリアン / フアン・ディエゴ・フローレス / ヘンリケ・パエデ / ミュンヘン放送管弦楽団 / モニカ・シュミット / ラモン・ヴァルガス / ロッシーニ / ヴェッセリーナ・カサロヴァ現代最高のロッシーニ歌いとして押しも押されもせぬ人気と実力を兼ね備えたカサロヴァ。絶妙な間の取り方で自在な歌唱を繰り広げるデュエットでも遺憾なく力量を発揮する。ヴァルガスとの丁々発止の切り結びが耳を奪う「タンクレーディ」など聴きどころ満載のCDである。